外部リンクとペナルティの関係

外部リンクはSEO対策の点からみて重要といえます。検索エンジンは日々進化していて、リンクの質を重要視するようになってきました。

リンクの数だけで上位表示される時代は終わりました。質の悪い外部リンクを保持しているとペナルティを受け順位が下がる可能性があります。

ペナルティを受ける可能性のある外部リンクの種類

外部リンクは大きく分けて2種類あります。質の高いリンクと質の低いリンクです。サイトを運営していると、リンクの数は自然と増えていきます。

リンクのなかに質の低いリンクがあると、検索エンジンがユーザーにとって質が低いものだと判断してペナルティを受けます。ペナルティを受けると検索順位は下落する可能性があります。

意図的に操作した外部リンク

質の高い外部リンクとはナチュラルリンクと呼ばれるユーザーが自然に貼ったリンクのことです。関連性の高いサイトからリンクであることも条件です。反対に質の低い外部リンクは、意図的に操作しようとして貼ったリンクです。

キーワードを詰め込んだコンテンツやリンク集は、ユーザーにとって情報収集がスムーズにいかないので、質が低いリンクといえます。

適切に設置されていない外部リンク

リンク集まではいかないとしても、1つのページに多数のリンクを設置するようにしたり、関連性のないサイトへと誘導するようなものは、検索エンジンから悪質であるとみなされます。1つのページに設置するリンクの数を適切なものにします。

ユーザーが検索したキーワードと関連のないリンクがあると、ユーザーは困惑します。サイトのコンテンツが良くても、質の低い外部リンクがあると、ユーザーにとって有益でないと判断されてペナルティを受けます。

ペナルティを受けないためにできること

まず自社のサイトに貼られているリンクを知ることです。サイトを立ち上げてそのままにしておくのではなく、定期的に質の低いリンクが貼られていないか精査することです。

精査して質の悪いリンクを確認したら、リンクを削除してもらうように管理者に削除を依頼すること、リンク否認ツールを使うということで対応します。

リンク否認ツールを利用する

質の低いリンクをみつけたら、まずリンク元の管理者に連絡して削除依頼をしますが、連絡を取れない場合や、取り合ってもらえないことがあります。

その場合はリンク否認ツールを使います。このツールは強力なツールですので、慎重にリンクを精査して、本当に必要のない質の低いリンクだけに使うようにします。質の高いリンクだけが残るので、ペナルティを受ける可能性は低くなります。