ペナルティとは悪質なスパムをおこなっているサイトに対して、検索順位を下げることを意味します。手動ペナルティは、Googleスタッフが目視でサイトを確認し、ロボットプログラムの判定ではなく、人工的な判断でペナルティを与えることです。
手動ペナルティの影響
手動ペナルティは厳しいものです。手動ペナルティを受けるとインデックスから消され、検索結果に反映されなくなります。検索結果に表示されないということは、検索からのユーザーの流入がまったく見込めないので、大きな影響を受けます。
手動ペナルティを受けたときにおこなうこと
手動ペナルティが課されると解除を目指して、サイトを改善をして、再審査を受けます。再審査をクリアできなければ、ペナルティは解除されないのです。
ガイドラインに違反したサイトだけでなく、コンテンツの質が低く、ユーザーにとって価値がないと判定されるとペナルティを受けることになります。ガイドラインを遵守して、コンテンツをユーザーにとって質の高いものを目指して改善します。
スパム行為に注意する
ダイレクトメールを大量に送ったり、ユーザーが不快だ、迷惑だと感じるような行為をすることをスパム行為と呼びます。
ダイレクトメールを送ること自体は有益に働くことが多く、一定の効果があります。効果が表れやすい分野でもありますが、過剰になってしまうとそれはスパム行為になってしまいます。手動ペナルティの大半はスパム行為であることを知っておくと役に立ちます。
手動ペナルティの解除
手動ペナルティの対象となる質の低いリンクを見つけ、削除することです。削除したら次は解除されるために、再審査リクエストを送信して、再審査を受けることです。
質の悪いリンクを削除する
質の悪いリンクをまず探すことから始めます。Googleからのメッセージで質の悪いリンクの一部が知らされることもありますが、自力でナチュラルリンクではない、関連性のないサイトからのリンクなどを探し出す必要があります。見つけ出したらリンクを削除します。
再審査リクエストをする
質の悪いリンクを削除すれば自動的にペナルティが解除されるわけではなく、再審査を受ける必要があります。再審査をクリアできるように、コンテンツを見直して質の高いものにしたら、再審査リクエストを送信して、再審査を受けます。
再審査をクリアできるとペナルティは解除されます。解除されると、インデックスの削除対象から外れ、検索順位に反映されるようになります。